ウィッチンケア第9号(Witchenkare vol.9)
★寄稿者34名の書き下ろし作品を掲載した文芸創作誌
発行日:2018年4月1日
出版者(not社):yoichijerry(よいちじぇりー)
A5判:222ページ/定価 1,000円(+税)
ISBN: 978-4-865-38-068-2 C0095 ¥1000E
【公式SNS】
http://www.facebook.com/Witchenkare
https://twitter.com/Witchenkare
CONTENTS
002……目次
004……宮崎智之/極私的「35歳問題」
010……柴 那典/不機嫌なアリと横たわるシカ
038……円堂都司昭/『フランケンシュタイン』のキス
044……中野 純/全力闇─闇スポーツの世界
050……仲俣暁生/大切な本はいつも、家の外にあった
056……西田亮介/エリートと生活者の利益相反
066……矢野利裕/学校ポップスの誕生──アンジェラ・アキ以後を生きるわたしたち
072……多田洋一/銀の鍵、エンジンの音
084……武田砂鉄/クリーク・ホールディングス 漆原良彦CEOインタビュー
090……柳瀬博一/南伸坊さんと、竹村健一さんと、マクルーハンと。
102……武田 徹/『共同幻想論』がdisったもの
114……美馬亜貴子/パッション・マニアックス
128……大西寿男/校閲先生はメシの校正はしない。
134……朝井麻由美/恋人、というわけでもない
152……久山めぐみ/神代辰巳と小沼勝、日活ロマンポルノのふたつの物語形式
162……須川善行/自由研究家の日常──即興からノイズへ
178……開沼 博/ゼロ年代からのまちの風景(パート1)
182……木村重樹/古本と文庫本と、そして「精神世界の本」をめぐるノスタルジー
192……東間 嶺/セイギのセイギのセイギのあなたは。
200……松井祐輔/とある平本な人生の話
212……我妻俊樹/光が歩くと思ったんだもの
218……参加者のプロフィール
222……奥付
編集/発行:多田洋一
アートディレクション:吉永昌生
校正/組版:大西寿男 伊与田麻理萌
写真:菅野恒平
印刷/製本:株式会社シナノパブリッシングプレス
※小誌は全国の主要書店でお取り扱い可能/お買い求めいただけます(見つからない場合は上記ISBNナンバーでお問い合わせください)。
★【書店関係の皆様へ】ウィッチンケアは(株)JRCを介して全国の書店で取り扱い可能。最新号だけでなくBNも下記URLで注文できます。
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ウィッチンケア第8号(Witchenkare vol.8)
★寄稿者32名の書き下ろし作品を掲載した文芸創作誌
発行日:2017年4月1日
出版者(not社):yoichijerry(よいちじぇりー)
A5判:204ページ/定価 1,000円(+税)
ISBN: 978-4-86538-060-6 C0095 ¥1000E
【公式SNS】
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※下記URLにて小誌の内容がノベライズ形式のダイジェストで読めます。
http://witchenkare.blogspot.jp/2017/03/blog-post_30.html
CONTENTS
002……目次
004……開沼 博/ゼロ年代に見てきた風景 パート 4
010……朝井麻由美/消えない儀式の向こう側
014……清和太一/穴を掘る人
020……荻原魚雷/わたしがアナキストだったころ
026……木村綾子/てのひらの中の彼女
032……古川美穂/とつくにの母
038……矢野利裕/先生するからだ論
048……中野 純/すぐそこにある遠い世界、ハテ句入門
054……武田砂鉄/クリーク・ホールディングス 漆原良彦CEOインタビュー
060……かとうちあき/間男ですから
066……円堂都司昭/『ノートルダムの鐘』の壁
072……水谷慎吾/小さなミューズは突然に
076…… 武田 徹/宇多田ヒカルと日本語リズム
082……木村重樹/瀕死のサブカルチャー、あるいは「モテとおじさんとサブカル」
088……松井祐輔/出版流通史(編集中)
094……多田洋一/いくつかの嫌なこと
104……大西寿男/朝(あした)には紅顔ありて──太一のマダン
110……小川たまか/強姦用クローンの話
116……西牟田 靖/北風男
122……柳瀬博一/国道16号線をつくったのは、太田道灌である。
128……長谷川町蔵/三月の水
136……美馬亜貴子/ダーティー・ハリー・シンドローム
142……久保憲司/いいね。
148……野村佑香/32歳のラプソディ イン マタニティ
154……谷亜ヒロコ/捨てられない女
158……須川善行/『ことの次第』の次第
164……ナカムラクニオ/断片小説
170……我妻俊樹/お尻の隠れる音楽
178……中島水緒/山の光
182……吉田亮人/写真集を作ること
188……東間 嶺/生きてるだけのあなたは無理
196……仲俣暁生/忘れてしまっていたこと
200……参加者のプロフィール
編集/発行:多田洋一
アートディレクション:吉永昌生
校正/組版:大西寿男
写真:徳吉久
取次:株式会社JRC(人文・社会科学書流通センター)
※小誌は全国の主要書店でお取り扱い可能/お買い求めいただけます(見つからない場合は上記ISBNナンバーでお問い合わせください)。
★【書店関係の皆様へ】ウィッチンケアは(株)JRCを介して全国の書店で取り扱い可能。最新号だけでなくBNも下記URLで注文できます。
http://www.jrc-book.com/order%20seet/yoichi/yoichijerry.pdf
http://www.jrc-book.com/list/yoichijerry.html
※BNも含めamazonでも発売中!
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2/28 長谷川町蔵×山内マリコ トーク@B&B「小説で描く東京女子の生きざま」
『あたしたちの未来はきっと』刊行を記念して、2月28日、下北沢のB&Bで著者長谷川町蔵さんと山内マリコさんのトークイベントが行われます!
長谷川町蔵さん初の小説『あたしたちの未来はきっと』がタバブックス「ウィッチンケア文庫」より刊行されました。
本書は、東京の郊外・町田に暮らす少女たちを主人公にした青春群像小説です。
今回B&Bでは、『あたしたちの未来はきっと』刊行を記念してイベントを開催します。
お相手にお迎えするのは東京と地方の関係を背景に、女子の生き方を描き続けてきた、小説家の山内マリコさん。 山内さんの最新刊『あのこは貴族』は東京にある、目に見えない階級社会がモチーフになっています。長く親交もあるおふたりには、長谷川さんの小説で描かれた東京内格差や、山内さんの作品世界も含め、東京における女子の生きざまについて広く語っていただきます。
どうぞお楽しみに!出演 _ 長谷川町蔵 山内マリコ
時間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場所 _ 本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order
『あたしたちの未来はきっと』ができるまで
著者の長谷川町蔵さんが、本書ができるまでの経緯をブログで紹介しています。2010年から6年かけて完結した町田サーガ、ぜひお楽しみに!
クロスレビューその1『あたしたちの未来はきっと』評:久保憲司
同時発売2冊の著者が、それぞれの作品を読んでレビューを書いてくれました。かなり読みたくなりますよ!まずは、『あたしたちの未来はきっと』の久保憲司さん評です。
町田ラブなショート・ストーリーにやられました。面白い。長谷川町蔵というペンネームは町田町蔵から来てると思っていたのですが、これは町田康というよりも、本物の町田町蔵、ど根性ガエルの町田先生なんだなと思いました。知ってました?町田町蔵って、ど根性ガエルからきてるんです。僕ら50歳くらいのおっさんには平日の午後4時くらいからやっていた再放送のど根性ガエルは宇宙戦艦ヤマト、ガンダムよりも大事だったのです。長谷川さんの小説のようにど根性ガエルも町田の物語と思ったのですが、練馬区の石神井公園の物語でした。70年代は石神井公園が郊外で、今は町田が郊外なのです。そんなリアルさが長谷川さんの小説にはあります。町田で起こるファンタジーを書くだけでこんなにもいいなと思ってしまうのは長谷川さんのテクニックでしょうか、それともひとつの町についてちゃんと書くだけでこんなにも面白い小説が書けてしまうのでしょうか。僕もこんなかわいい小説たちを書いてみたいと思いました。
久保憲司
クロスレビューその2・『スキゾマニア』評:長谷川町蔵
続いて、長谷川町蔵さんによる『スキゾマニア』レビューです。
僕の小説『あたしたちの未来はきっと』にも名前が登場する「クロスビート」。2013年に休刊したこの洋楽ロック雑誌は、リリー・フランキーさんや大谷ノブ彦さんがコラムを執筆するなど、今考えると相当充実したものだった。
そんな「クロスビート」において、ロック度において最右翼(最左翼と書くべきか)だったコントリビューターが久保憲司さんである。日本において洋楽ロックが革命のサントラから中上流階級の嗜みに変質していく中、久保さんの写真と文章は「お前ら何寝ぼけているんだ、世界はそんなもんじゃないぞ!」と叫んでいるかのようだった。最後の何年かコラムを連載するようになった僕は、それを見て何度己のロック度不足を恥じたことか。
あれから更に閉塞感に覆われた日本で、久保さんの小説『スキゾマニア』を読むと、彼の叫び声が更にラウドになっていることが分かる。ページをめくるたびに溢れ出る問いかけに、またしても己を恥じる僕なのだった。
長谷川町蔵
電子書籍も発売開始しました
『あたしたちの未来はきっと』『スキゾマニア』ともに電子書籍版も配信開始しました。
内容は紙版と同じでお手頃な価格になっています。スマートフォン、タブレット端末をよくご利用する方にはおすすめです。紙版ともどもよろしくお願いします!
◎主要販売書店
honto
Kindleストア
iBookstore
koboイーブックスストア
Kinoppy
試し読みです!
いよいよ今週末発売『あたしたちの未来はきっと』『スキゾマニア』。それぞれ冒頭10数ページを公開します。刺激的な読み心地を、ぜひご体験ください!
クロスレビューその2・『スキゾマニア』評:長谷川町蔵
続いて、長谷川町蔵さんによる『スキゾマニア』レビューです。
僕の小説『あたしたちの未来はきっと』にも名前が登場する「クロスビート」。2013年に休刊したこの洋楽ロック雑誌は、リリー・フランキーさんや大谷ノブ彦さんがコラムを執筆するなど、今考えると相当充実したものだった。
そんな「クロスビート」において、ロック度において最右翼(最左翼と書くべきか)だったコントリビューターが久保憲司さんである。日本において洋楽ロックが革命のサントラから中上流階級の嗜みに変質していく中、久保さんの写真と文章は「お前ら何寝ぼけているんだ、世界はそんなもんじゃないぞ!」と叫んでいるかのようだった。最後の何年かコラムを連載するようになった僕は、それを見て何度己のロック度不足を恥じたことか。
あれから更に閉塞感に覆われた日本で、久保さんの小説『スキゾマニア』を読むと、彼の叫び声が更にラウドになっていることが分かる。ページをめくるたびに溢れ出る問いかけに、またしても己を恥じる僕なのだった。
長谷川町蔵
